薄毛・AGAの治療法のうち、育毛メソセラピーの効果や副作用、費用相場をまとめました。
AGA治療法「育毛メソセラピー」の効果・副作用・費用相場まとめ
内服薬のプロペシアやミノキシジル、外科療法の自毛植毛やレーザー治療などに比べると、育毛メソセラピーと聞いてもピンとこないかもしれません。
育毛メソセラピーとは、発毛・育毛成分を薄毛で悩んでいる部分に注射する治療方法のこと。
フィナステリドやミノキシジルなどを内服ではなく、直接注入することでAGAの改善を目指します。別名、ヘアー・ルネッサンス・メソセラピー。
最近では、注射器を用いないノーニードル育毛メソセラピーという方法も開発されています。
もともと、ミノキシジルなど発毛に作用する薬用成分は頭皮に塗布することで処方されていました。しかし、頭皮からの吸収を経て毛根に作用させるため、効果を十分に得られないことがあるのもデメリットでした。
そこでからだの内側から作用するよう内服薬として処方されるようになったのですが、内服するぶん、今度は副作用というデメリットも生まれたのです。
ダイレクトに毛根に作用する育毛メソセラピー
こうしたデメリットを克服すべく登場したのが、効果の不確実な塗布でもなく、高い効果と副作用のリスクをはらむ内服薬でもない、育毛メソセラピーというわけ。
毛根にダイレクトに有効成分を届けるだけでなく、服用しないため副作用の心配もありません。
まだ育毛メソセラピーを施術しているクリニックはそう多くはないようですが、一般のAGA治療薬での処方に比べて高い発毛率を記録している医療機関もあるようです。
費用は1回あたり、15,000円から70,000円ほど。治療費の安いクリニックであれば、AGA治療薬による治療よりも費用を抑えることができます。
しかし、クリニックによって料金体系がまちまちなのが現実で、あらかじめ治療を検討しているクリニックに問い合わせたほうがいいでしょう。
施術をうけるペースは、はじめは2週間から1か月に1度程度。その後、2~3か月に1度のペースで治療を進めていくのが一般的です。